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農学部4年生の児玉壱茶さんが、「日本生物環境工学会2023年豊橋大会」において、優秀ポスター発表賞を受賞しました【9月14日(木)】

令和5年9月12日(火)から15日(金)に、豊橋技術科学大学で開催された「日本生物環境工学会2023年豊橋大会」において、農学部知能的食料生産科学特別コース4年生の児玉壱茶さんが「温州ミカンのSPAD値を活用した効率的な剪定方法の検討」という題目で、優秀ポスター発表賞を受賞しました。

発表概要

温州ミカンの剪定では、実がなる前の枝(結果母枝)と実がなり終えた枝(結果枝)を判別して剪定を行うことが、隔年結果の防止に役立つとされており、剪定時の非常に重要な項目になります。しかしながら、多数の枝葉の中から判別するのは難しく、生産現場における課題でした。そこで、温州ミカンの結果習性より、葉の年齢から結果枝と結果母枝が区別できることに気づき、剪定時期における葉のSPAD値(クロロフィル含有量)に着目し、研究を行いました。結果として、各葉の年齢において優位な差があり、剪定時における切除する枝の判別に葉のSPAD値が有効であるということが分かりました。この技術を活用することで、安定生産や農業生産の効率化が期待されます。

この研究発表が優れており、その成果が認められたもので、優秀ポスター発表賞の受賞に至りました。

<農学部>