令和6年6月7日(金)、第20回連携推進会議を愛媛県庁で開催しました。
本会議は、平成17年4月に愛媛県と愛媛大学の間で締結された「愛媛県と国立大学法人愛媛大学との連携に関する協定書」に基づき、相互の連携を強化し、地域のより一層の飛躍・発展のために毎年開催しているものです。
開催にあたり、仁科弘重学長から、「愛媛大学は今年度4月に、これまでの4機構に、新たにデジタル情報人材育成機構と未来価値創造機構の2機構を加え6機構と2院に再編し、大学として何を目指すか明確化した。少子化含め直面する様々な課題に対し、頭を柔軟に取り組んでいかなければならない。今後も、愛媛県と連携して進めて行きたい」と挨拶がありました。続いて、愛媛県の田中英樹副知事からは、「本会議の連携事業を次年度予算方針に取り込めるよう、例年より早い開催とした。先日公表された人口動態統計も厳しい結果となっているほか、高校卒業後の転出も依然多く推移しており、転出した若者に産業人材として愛媛県に戻ってきてもらうために、クリエイティブな方々や生産性の高い企業等に愛媛に集っていただくなど、若者にとって魅力的な地域に変貌していかなくてはならない。そのような取組を行う中で、愛媛大学は愛媛県にとって、なくてはならないパートナーとして考えている。」との挨拶がありました。
本会議では、今年度3つの連携課題に取り組むことを確認し、さらに今後の新たな連携課題として、本学が2つの課題を提案し、忌憚のない意見交換を行いました。今後、それらの課題についても具体化に向け協力していくこととなりました。
【令和6年度 連携課題】
○ ライフデザイン支援事業
○ 農業遺産地域魅力向上事業
○ 未来のえひめを創るデジタル情報人材の育成
<地域協働推進機構>