学生代表者会議は、平成19年6月に発足し、今年度で18年目を迎えました。同会議の委員は、本学の基本理念である「学生中心の大学づくり」の一端を担い、学生が入学から卒業・修了まで安心して充実した大学生活を送ることができるよう、学習環境の改善及びキャンパスライフの向上に関する事項を学生自らが協議を行い、改善に向けて活動しています。そして、協議した内容を学長に提言し、その実現に資することを目的としています。
同会議の委員は、各学部・体育系全学サークル・文化系全学サークル・スチューデントキャンパスボランティア(SCV)、障がい学生支援ボランティア(CBP)、外国人留学生の各代表12人で構成されています。令和5年度委員は、同年度、学生から寄せられた学長(大学)への意見・要望について、2回の全体会議及び委員各自の調査を経て、学長に要望する3件を決定し、このたび藤堂宗昭理事、田中智雄副学長の陪席のもと、仁科弘重学長へ提言を行いました。
学長への提言内容は、次のとおりです。
提言1.修学支援システムについて
現在はメール中心でのやりとりであるが、相手の反応が確認でき、意思表示も簡単にできるチャット中心のシステムに改善することを提案した。また、シラバスももう少し見やすく改善することを要望した。
提言2.飲食スペースについて
学内に飲食スペースは多くあるように思われるが、実際には時間制限なども多く、自由に使える場所は少ない。そこで、点在する飲食可能スペースを分かりやすく案内することに加え、時間に縛られず飲食をしながら交流できるスペースを増やすよう提案した。
提言3.愛媛大学交通実態並びに改善策について
城北キャンパスでは工学部西門へ向かう曲がり角、樽味キャンパスにおいては正門付近は交通量が多く、自転車・自動車・歩行者が接触する事故につながる危険性が高い。そこで、自転車専用通路の整備やミラーの設置などを行った上で、キャンパス内に新たな交通ルールを策定し、そのルールを定期的に周知することについて提案した。
<学生生活支援課>