令和6年7月2日(火)、シビ・ジョージ駐日インド特命全権大使が来学され、学長を表敬訪問されました。
まず、シビ・ジョージ大使からインド人留学生の現状について説明があり、問題提起が行われました。現在、インド人の留学生は約180万人おり、そのうち日本に留学しているのは千数百人に留まっています。その理由として、高等教育を受ける留学先としての日本の認知度が十分でないこと、卒業後の日本での就職が容易ではないこと、国費留学生の枠が限られていることなどがあげられました。続いて本学からは、在籍している留学生の状況や、留学生就職促進教育プログラム等の取り組みについて説明しました。
その後、会場を校友会館に移して開催された講演会では、シビ・ジョージ大使がインドと日本の文化や宗教の共通点に基づく双方向の講演を行い、参加者たちは熱心に耳を傾けました。最後には大使との記念撮影を行い、多くの参加者が満足そうに帰路につきました。
国際連携推進機構は、インド人留学生の増加と支援を強化するため、情報発信、サポート体制の充実、就職支援を強化し、国際教育の発展に努めてまいります。
<国際連携推進機構>