本年(令和6年)4月に新設された「愛媛大学デジタル情報人材育成機構」は、7月18日(木)、愛媛大学南加記念ホールにて、「愛媛デジタル情報人材育成プログラム」のキックオフ・フォーラムを開催しました。本フォーラムは、愛媛県と愛媛大学が連携してデジタル情報人材を育成するための第一歩として行われ、県内企業等から約200人(会場、WEB配信合計)の参加がありました。
開催にあたり、愛媛県の中村時広知事からご挨拶をいただき、愛媛県におけるデジタル人材育成の課題とそれに対する施策の説明があり、愛媛大学の今回の取組に対して謝意が表されました。その後、本学の仁科弘重学長からデジタル情報人材育成機構の設立の趣旨と経緯の説明があり、本プログラムに対する協力依頼がありました。
続いて、一般社団法人日本ディープラーニング協会の岡田隆太朗専務理事から基調講演をいただきました。岡田氏からは、最新のAI技術の動向とその応用について詳しい解説があり、参加者に大きなインスピレーションを与えました。また、今後本プログラムで開講予定のG検定受験、E資格取得を想定したプログラムへ協力をいただける旨の発言がありました。
デジタル情報人材育成機構の高橋寛機構長から、社会人向けのリスキリング講座について説明がありました。この講座は、地域で人材を育成し、地域で採用する「地育地採」を趣旨としており、デジタル技術の習得を目指す社会人にとって貴重な機会となりますので、奮って受講していただきたい旨の発言がありました。
今回のキックオフ・フォーラムは、愛媛県と愛媛大学が連携してデジタル人材を育成するための重要な一歩となり、今後本プログラムを通じて、愛媛県内のデジタル情報人材が数多く育成され、地域社会の発展に寄与していくことが期待されます。
キックオフ・フォーラムでの挨拶・講演内容については、デジタル情報人材育成・リスキリングセンターのサイトにて公開しています。
◆デジタル情報人材育成・リスキリングセンターウェブサイト
「愛媛デジタル情報人材育成プログラム 」キックオフ・フォーラム
<デジタル情報人材育成機構>