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「次世代カンキツ生産システムシンポジウム」を開催しました【8月20日(火)】

令和6年8月20日(火)、愛媛県農林水産研究所大会議室にて、「次世代カンキツ生産システムシンポジウム」を開催しました。このシンポジウムは、愛媛県と愛媛大学が開発した傾斜地農業の省力化技術の成果を紹介し、生産者や関係者との情報共有を通じて生産振興を図ることを目的に開催したもので、愛媛大学教職員・学生、県内外の企業、JA、農業従事者、自治体等から約100人が参加しました。

まず、小林括平柑橘産業イノベーションセンター長による開会挨拶があり、生物系特定産業技術研究支援センターの三森眞琴総括研究リーダーから来賓挨拶をいただきました。その後、急傾斜地小型農業ロボットシステムコンソーシアムの有馬誠一代表から「戦略的スマート農業技術等の開発・改良の取り組み」、上加裕子柑橘産業イノベーション副センター長から「急傾斜農業の超省力化に向けた小型ロボットシステムの開発」、愛媛県農林水産研究所果樹研究センターの青野光男主任研究員から「かんきつの樹形改造とドローン防除の高精度化への取り組み」、愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課の三堂博昭主幹から「傾斜園地作業効率化モデル整備事業の取り組み」と題した報告が行われ、研究成果等の紹介がありました。

続いて、報告者とJAえひめ中央営農部の清家伯弘部長代理を加えた5人による総合討議がありました。討議は、各報告の質問に対する回答を行う方法で実施され、活発な意見交換が行われました。

総合討議終了後、研究所内の高適応モデル園に移動し、農業用ドローン、電動走行ユニットの実演を行いました。電動走行ユニットについては参加者による試運転も行われ、盛会のうちに終わることができました。

柑橘産業イノベーションセンターは、今後とも現場のニーズと本学の研究成果や研究シーズをマッチングさせ、新たな研究活動や柑橘産業の発展を図っていきたいと考えています。

<大学院農学研究科>