愛媛大学、徳島大学、香川大学、高知大学と四国旅客鉄道株式会社(JR四国)は、平成29年9月に四国の地域活性化を目的として、地域振興・観光振興・人材育成について連携協力する協定を締結しました。連携事業の取組として、地域に人を呼ぶ旅行プランの企画を進めながら、各大学の学生が調査した地域の資源に「地域振興」や「観光振興」の素材として付加価値を付けたものを、JR四国が旅行商品として市場展開を行う「地域観光チャレンジ」を行っています。
令和5年9月には第6回目となる「地域観光チャレンジ2023」の成果発表と最終審査会が開催され、愛媛大学生による旅行企画が銅賞及び佳作を受賞しました。
そしてこの度、JR四国の『四国家のお宝』シリーズの一環として、「『地域観光チャレンジツアー2023』×『四国家のお宝』」企画商品の第2弾が発売されることになりました。令和6年10月から11月にかかる4企画のうち、愛媛大学生による旅行商品2企画が9月20日(金)から販売されます。
※各ツアーの詳細はパンフレットをご確認ください。
愛媛大学生による企画
(1)「新居浜を支えたもう一つの産業~多喜浜の塩田とは?~」
出発日:令和6年10月26日(土)
かつて塩づくりが盛んに行われていた多喜浜地区を訪れます。
現在は流通していないことから幻の塩と呼ばれる多喜浜の塩づくりを体験いただき、昼食には「Restaurant Loca」で多喜浜の海を眺めながら、幻の塩を使ったコース料理をお楽しみいただけます。また、「豆柴豆腐」では貴重な天然にがりを使った豆腐もご用意しています。銅山とは違う、通な新居浜をご案内いたします。
(2)「海事を開示 ~海から知る、日本最大の海事都市・今治とは?~」
出発日:令和6年10月18日(金)
海にまつわる産業が集積している今治市がなぜ日本最大の海事都市になったのか、その秘密を紐解きます。歴史について今治市の学芸員の方、海事産業については、船主の仕事に携わっている方から直接ご説明をいただきます。
村上海賊と今治の海事産業との関わりとは、今治市の目の前に広がる来島海峡とは。知られざる海事産業の世界と今治市の歴史を探っていただけるツアーです。
<地域協働課>