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理学部4年生の江口雄介さんが「2024年日本化学会中国四国支部大会岡山大会」において「学生優秀発表表彰(ポスター賞)」を受賞しました【11月25日(月)】

令和6年11月16日(土)、17日(日)に岡⼭⼤学で開催された「2024年日本化学会中国四国支部大会岡山大会」において、理学部4年⽣の江口雄介さん(有機化学研究室所属)が「学⽣優秀発表表彰 ポスター賞」を受賞しました。

発表題⽬は、「Vilsmeier型反応を鍵とするピロール縮環アザナノグラフェンの合成」で、⼤学院理⼯学研究科の髙瀬雅祥教授らのグループで⾏われた研究成果です。

近年、窒素などのヘテロ原子を導入したナノグラフェンの創製及び物性解明は重要な研究課題の一つとなっています。江口さんは、所属グループで合成に成功している「ガルフエッジ」を有するアザナノグラフェンの構造に着目し、ガルフエッジ部位をsp2炭素で架橋した新たなアザナノグラフェンの合成に成功しました。単結晶構造解析を⽤いて構造を明らかにすると共に、光学・酸化還元特性について、理論計算の結果と合わせて考察を⾏いました。これらの研究成果および発表に対する質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。

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