令和8年7月21日(火)、愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホールにおいて、デジタル情報人材育成講演会を開催し、15人の参加がありました。
本講演会は、高校生及び大学生を対象とした情報リテラシーセミナーとして実施したものです。
当日は、一般財団法人NHK財団技術事業本部副本部長の石井啓二氏と、社会貢献事業本部 社会貢献事業部チーフ・プロデューサーの木村与志子氏を講師に迎え、「スマホ時代の情報との向き合い方 ―『情報的健康』とアイデアで考えるこれからの情報社会―」をテーマに、講演とワークショップを行いました。
講演では、ネット上のこころの健康状態を可視化する「心組成計」、SNS上で異なる価値観や意見に自然に触れるための仕組みづくり、過去のニュースを現在の視点から見直して情報を再評価する「ニュースの答え合わせ365」など、情報との健全な向き合い方に関する先進的な取組が紹介されました。参加者はこれらの事例を通じて、情報があふれる現代社会において、情報を主体的に読み解き、多様な視点を持つことの重要性について理解を深めました。
また、講演後にはグループワークを実施し、参加者は紹介された3つのアイデアの中から1つを選び、「どのような情報の課題に着目しているか」「その課題は2026年の社会でどのように変化しているか」「2026年版にアップデートするとしたらどのような工夫が考えられるか」の観点から意見交換を行いました。
参加者からは、生成AIの普及によって真偽の判断が難しくなる中で、情報の信頼性を見極める力の重要性や、自らの情報との接し方を見直すきっかけになったとの声が聞かれました。本講演会を通じて、情報を受け取る側としてだけでなく、発信する側としての責任についても考え、多角的な視点から情報社会を捉える理解を深める機会となりました。



<デジタル情報人材育成機構>
