愛媛大学では、このたび，道後聖母幼稚園児45人を対象に、藍の抜き染めを行います。
　本事業は、学生主体で実施しており、忘れられようとしている地域の伝統を復権する作業を通して、自らの来歴を知り、伝統に立脚した，地域から日本を元気にする人材を育成することを目的としています。
　抜き染めとは、漂白剤や片栗粉を使い、藍色を白色に戻す染め方で、園児でも安全かつ短時間で「藍染め」を体験することができます。脱色の際には、人気キャラクターの自作ステンシル版画を用います。道後聖母幼稚園での実施は4年目で、保護者の藍染めに関する興味の高まりと大変な好評を受けています。

日時

平成27年11月30日（月）10時30分～11時50分

場所

道後聖母幼稚園
〒790-0848 愛媛県松山市道後喜多町7−25

参加者

45人

駐車場

有　※道後聖母幼稚園にご相談ください。

プロジェクト実施の背景

　愛媛大学は、「自己表現能力を高める教育を実施し，自ら考え実践する能力」（中期目標）を持つ人材の育成を教育目標に掲げています。こうした能力を身につけるための教育プログラムとして、「学生プロジェクト研究」があります。学生が日頃「自主的に調査・研究したい」と考えているプロジェクトを、学長裁量経費で支援し、授業以外の場で、「自ら考え実践する能力」を身につけてもらうことをねらっています。本事業の前身となる愛媛大学教育改革経費事業では、伝統工芸を介した化学の魅力の発信として、日本化学連合の化学コミュニケーション賞を受賞しました。

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