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プレスリリース

アジア初!入舩徹男教授にブンゼンメダル授与!

このたび、ヨーロッパ地球科学連合(EGU)の2015 年度のブンゼンメダル(Robert Wilhelm Bunsen Medal)の受賞者として、入舩 徹男(いりふね てつお)愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター長が選出されました。
入舩センター長は、2016年4月17-22日にウイーンで開催される、EGU総会における授賞式に参加するとともに、受賞講演を行う予定です。

受賞メダル

Robert Wilhelm Bunsen Medal (ロベルト・ヴィルヘルム・ブンゼン メダル)

授与団体

European Geosciences Union (ヨーロッパ地球科学連合)

受賞者

入舩 徹男 (愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター長・教授)

賞の概要

EGUはヨーロッパ諸国の地球科学者が参加する、ヨーロッパ最大の地球科学関連学会の連合体です。ブンゼンメダルは、19世紀のドイツの科学者Robert Wilhelm Bunsen(1811-1899)の業績を記念し、地球化学・鉱物学・岩石学・火山学の4分野を合わせ、毎年1人が選出される国際賞です。
故Bunsen 教授は原子の周期表におけるセシウムやルビジウムの発見でも著名なハイデルブルク大学化学教室の教授を務めました。化学・物理学の他に上記の地球科学分野においても重要な業績をあげています。理科の実験などで現在も用いられている「ブンゼンバーナー」は同教授の発明によるものであり、またその弟子から2人のノーベル化学賞受賞者を輩出していることでも知られています。
今回の受賞は入舩センター長の高温高圧実験を用いたマントル深部及び沈み込むプレート関連物質の相転移・物性・化学組成の研究や、ヒメダイヤを初めとした新しい鉱物・物質の合成が高く評価されたものであり、アジア初、日本初の受賞者となります。

プレスリリース資料はこちら(PDFファイル 109MB)

お問い合わせ先

愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター 入舩 徹男

Tel 089-927-9645
Mail  irifune@dpc.ehime-u.ac.jp