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投稿日:2020.05.22
超分子キラリティのためのキラル分光法の開拓

ポイント

  • 原子・分子スケールでのミクロなキラリティがマクロなキラリティ構造(超分子キラリティ)をどのように構築するかに焦点をあてて、キラル分光法のひとつである振動円偏光二色性分光法(VCD法)の開拓をおこなった。
  • 超分子キラリティの例として、ゲル化に伴いVCDシグナルの増大する系を見出した。
  • キラル増幅を測定するための新しい測定手法(固体VCD法、時間ステップVCD法)の開拓をおこなった。
  • 時間分解及び空間分解能をもつ多次元VCD法への挑戦をおこなっている。
  • 王立化学会の物理化学系雑誌のPCCP Emerging Investigatorに選ばれた。

概要

キラル分光法の一つである振動円偏光二色性分光法(VCD法)は、赤外領域の円二色性を検出方法であり、ほとんどすべての分子に対して適用できることが特徴です。しかしながら、シグナル強度が非常に小さいために、数時間の測定が必要であり、これまで主に安定な溶液中の分子への適用に限られてきました。愛媛大学大学院理工学研究科 佐藤久子教授らの研究グループは、原子・分子スケールでのミクロなキラリティがマクロなキラリティ構造(超分子キラリティ)をどのように構築するかに興味をもって研究を進めてきました。その結果、ゲル化にともない、VCDシグナルが増大する系を見出しました。本論文ではVCD法の超分子キラリティへの応用に関しての成果をまとめ、その手法の開拓と今後の展望について解説し、VCD法の新しい潮流を示しました。その成果が王立化学会の物理化学系雑誌のPCCP Emerging Investigatorに選ばれました。

プレスリリース資料はこちら(PDF 902KB)

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愛媛大学大学院理工学研究科 教授 佐藤久子

Tel
089-927-9599
Mail
sato.hisako.my@ehime-u.ac.jp