このたび、愛媛社会基盤メンテナンスエキスパート会（愛媛MEの会）^注）は、愛媛大学防災情報研究センターの後援のもと、令和5年度愛媛MEの会フォローアップ講演会を開催します。

本講演会は、インフラメンテナンス等に携わっている土木技術者の皆様に対し、愛媛MEの会について広くその活動を報告するものです。特別講演では、コンクリート構造物の維持・修繕における指南書となっている基準の一つである『コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針2022』の改定内容について学びます。

注）　我が国の社会基盤は、今後、急速に高齢化（建設後50年）の時代へと移行します。一方で、我が国の社会情勢は少子高齢化による人材（技術者）の不足などが極めて顕在化する時代となります。特に、四国地域のような社会環境の縮退が進みつつある地方圏においては両者の負荷はさらに深刻です。そのため、愛媛大学では2013年より「社会基盤メンテナンスエキスパート（ME）養成講座」を開設し、俯瞰的な視野から専門や所属の立場を越えて地域の総力でもって社会基盤の維持管理（インフラマネジメント）を担う人材（四国ME）の育成に取り組んでいます。現在、2022年度（令和4年度）時点で、第9期修了生までの四国MEは産官で合わせて210名に達し、その目的のための活躍を始めています。

日時

令和5年6月9日（金）　15：00～17：20

会場

愛媛大学南加記念ホール

主催

愛媛MEの会

後援

愛媛大学防災情報研究センター、愛媛社会基盤メンテナンス推進協議会

プログラム

15:00～15:10　開会挨拶　MEの会会長　片山直道　
15:10～16:15　【活動報告】「愛媛MEの会の活動について」
16:15～17:15　【特別講演】「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針(2022)の改定について」
　　　　　　　　愛媛大学大学院理工学研究科 准教授　河合慶有
17:15～17:20　閉会挨拶　MEの会副会長　稲村　聡

※詳細については、プレスリリース資料の別紙をご参照ください。

※取材いただける場合は、6月7日（水）までに以下のお問い合わせ先までご連絡ください。