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重要なお知らせ

未来の愛大生へ

2021.01.26
世の中にあるものすべて文化

渡邉 玲士

●社会共創学部(H29年度入学)
●愛媛県立西条高等学校出身

 私は小学校3年生の時に祖母から祖母の故郷に伝わる昔話を聞きました。その昔話を、過疎化が進む中でも残していきたいと思っていた時に、社会共創学部の文化資源マネジメントコースを見つけました。このコースでは食、遺産、観光など様々な切り口から、実際に愛媛県内の事例を踏まえつつ、文化について学んでいきます。このコースの魅力は、ただ保存・保全・研究するだけではなく、どうすれば地域の文化がより良く残っていくか、どうすれば地域の人に寄り添った活用をしていけるか、ということを考えていけるところだと思います。
 また、学業やゼミ、サークル活動のバランスがとりやすいことも魅力の一つと言えます。先生方はゼミ活動の充実を図るだけでなく、学生のサークル活動も積極的に応援してくださります。私は大学の合唱団に所属し、そこで学生指揮者をしていたのですが、先生方からの応援やご配慮のお陰で、コンクールの時期にはサークル活動に打ち込むことができ、団を全国コンクールへ連れて行くことができました。
 世の中にあるものは何でも文化になります。みなさんの好きなアーティストも、好きなご飯も、打ち込む部活動も。この受け皿の広さは、みなさんの興味を研究へつなげる手助けになります。自分の好きを深めたい!まだ知らない文化をどんどん知りたい!その思いがあれば、やりたいことは自ずと見つかります。私はここで学んだことがきっかけで、愛媛の文化にもっと関わっていきたいと思い就職先も決めました。皆さんもここで「文化」の未来を考えていきましょう。

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