「看護」と聞くと、病院で患者さんを支える看護師の姿を思い浮かべる人が多いかもしれません。でも、看護が必要なのは病院の中だけではありません。
人は、地域で生まれ、育ち、学び、働き、年を重ねていきます。私は、その日々の暮らしの中で、人々が健康に、自分らしく生活し続けるためには何が必要なのかを研究しています。
私が公衆衛生看護・地域看護に惹かれたのは、一人ひとりの健康に向き合うだけでなく、集団、地域、さらには社会全体の変化にも目を向けることができる、その視野の広がりに魅力を感じたからです。目の前の一人を支えることと、その人が暮らす地域や社会の仕組みをよりよくしていくこと。その両方に関われるのが、この分野のおもしろさです。
例えば私は、高齢者の「食べる」「話す」といった口の機能の低下である「オーラルフレイル」と、認知機能や健康との関係、予防につながる支援について研究しています。目指しているのは、一人ひとりの健康を支えることにとどまらず、研究成果を地域での予防活動や健康づくりに生かし、地域全体の健康につなげていくことです。
また、子どもの虐待や不適切な養育の兆候を捉え、子どもと家族への支援につなげるための研究にも取り組んでいます。個人や家族が抱える問題を、その人だけの問題として捉えるのではなく、周囲の支援や地域の仕組みを含めて考えていくことも、公衆衛生看護・地域看護の大切な役割です。
地域の健康課題には、教科書を開けば答えが載っているとは限りません。人々の声を聴き、地域を見つめ、データを集め、「なぜだろう」「どうすればもっとよくなるだろう」と考える。そこから研究は始まります。
看護学は、人に寄り添う学問であると同時に、科学の力で社会の課題を解決しようとする学問でもあります。大学で見つけた一つの「なぜ?」が、いつか誰かの暮らしや地域をよりよくする力になるかもしれません。
「看護」と聞くと、病院で患者さんを支える看護師の姿を思い浮かべる人が多いかもしれません。でも、看護が必要なのは病院の中だけではありません。
人は、地域で生まれ、育ち、学び、働き、年を重ねていきます。私は、その日々の暮らしの中で、人々が健康に、自分らしく生活し続けるためには何が必要なのかを研究しています。
私が公衆衛生看護・地域看護に惹かれたのは、一人ひとりの健康に向き合うだけでなく、集団、地域、さらには社会全体の変化にも目を向けることができる、その視野の広がりに魅力を感じたからです。目の前の一人を支えることと、その人が暮らす地域や社会の仕組みをよりよくしていくこと。その両方に関われるのが、この分野のおもしろさです。
例えば私は、高齢者の「食べる」「話す」といった口の機能の低下である「オーラルフレイル」と、認知機能や健康との関係、予防につながる支援について研究しています。目指しているのは、一人ひとりの健康を支えることにとどまらず、研究成果を地域での予防活動や健康づくりに生かし、地域全体の健康につなげていくことです。
また、子どもの虐待や不適切な養育の兆候を捉え、子どもと家族への支援につなげるための研究にも取り組んでいます。個人や家族が抱える問題を、その人だけの問題として捉えるのではなく、周囲の支援や地域の仕組みを含めて考えていくことも、公衆衛生看護・地域看護の大切な役割です。
地域の健康課題には、教科書を開けば答えが載っているとは限りません。人々の声を聴き、地域を見つめ、データを集め、「なぜだろう」「どうすればもっとよくなるだろう」と考える。そこから研究は始まります。
看護学は、人に寄り添う学問であると同時に、科学の力で社会の課題を解決しようとする学問でもあります。大学で見つけた一つの「なぜ?」が、いつか誰かの暮らしや地域をよりよくする力になるかもしれません。