令和元年10月11日（金）、愛大ミューズの多目的交流室で、人権侵害防止講習会を開催し、教職員等20人が参加しました。
本学では、毎年10月1日～10月15日を人権侵害防止週間と定め、重点的に人権侵害防止に関する啓発活動を行っています。今年度は、本週間中の啓発活動の一つとして、人権侵害防止講習会を開催しました。
はじめに、壽卓三人権センター長から、キャンパスのグローバル化に伴って生じる文化等の違いによる人権問題等についての講演及びディスカッションを通して、人権侵害の防止について理解を深め、より一層快適な教育環境及び職場環境に努めていただきたいとの話がありました。
次に、ルース・バージン国際連携推進機構特命教授・人権センター員が「愛媛大学にいる外国人」と題して、本学における外国人の構成や外国人への支援の現状について講演を行いました。また、村上和弘国際連携推進機構国際教育支援センター長が「異文化交流の基本」、高橋志野国際教育支援センター副センター長が「日本語非母語話者とのコミュニケーション言語」と題して講演を行いました。参加者は、異文化への理解、日本語を母語としない方への合理的配慮の必要性及び“やさしい（easy & gentle, kind）日本語”でのコミュニケーションについて学びました。
最後に、日本語を母語としない留学生や教職員が抱えている問題についてディスカッションを行い、コミュニケーションの重要性について学びました。
人権センターでは、今後も自他の尊厳を尊重し合う愛媛大学の実現に向けて取り組んでまいります。
<人権センター>