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「中小企業診断士の日」イベント~大学発ベンチャービジネス支援のあり方~を開催【11月1日(金)】

 令和元年11月1日(金)、愛媛大学南加記念ホールにおいて、「中小企業診断士の日」イベント~大学発ベンチャービジネス支援のあり方~を開催しました。
 愛媛県中小企業診断士協会(以下、「診断士協会))と本学社会連携推進機構及び社会共創学部3者は、中小企業の経営やその診断に関する人材の育成などを目的として、連携協力協定を締結しています。

 連携協定を基に、3者の主催で、「中小企業診断士の日」である11月4日を前に、「大学発ベンチャービジネス支援のあり方」をテーマにセミナーを開催しました。
 はじめに、診断士協会の上田保会長、続いて本学社会連携推進機構の仁科弘重機構長の挨拶がありました。 その後、上田会長から「中小企業診断士の日とは」と題して講演があり、引き続き、本学教員の中で積極的に大学発ベンチャーに取り組んでいる大学院理工学研究科の神野雅文教授から「プラズマ遺伝子・分子導入法による非侵襲医療技術の開発とビジネス化」、大学院農学研究科の高山弘太郎教授から「植物生体情報(PLANT DATA)の太陽光植物工場におけるビジネス化」について講演がありました。

 午後からは、診断士協会の多田稔理事から「中小企業診断士による農業ベンチャー支援の方向性」と題して診断士の役割等について講演があり、その後、診断士協会の山本久美副会長をコーディネーターとして、パネルディスカッション(Ⅰ部、Ⅱ部)が行われました。
 Ⅰ部では、産学連携推進センターの野村信福センター長、株式会社伊予銀行の髙岡公三地域創生部長、大和企業投資株式会社後藤聴武投資第一部長をパネリストとして、「大学発ベンチャービジネス課題の一つである資金調達のあり方」をテーマに、資金提供をする側と受ける側の立場で活発なディスカッションが行われました。
 Ⅱ部では、診断士協会の矢野幸治会員、社会共創学部の福垣内暁准教授、同学部4年生の寺田淑乃さんをパネリストとして、「大学発ベンチャービジネスにおける支援のあり方」をテーマにディスカッションが行われ、寺田さんからは「愛媛大学に学生サークル「起業部」が欲しい」との意見が出る等、活発に意見が交わされました。
 最後に、社会共創学部の西村勝志学部長から挨拶があり、閉会となりました。

 学内外から約70人の参加があり、大学発ベンチャー支援について、有意義なセミナーとなりました。
 社会連携推進機構及び社会共創学部では、今後も産学連携の一環として、大学発ベンチャーの支援に取り組んでまいります。

挨拶をする上田会長

講演をする髙山教授

パネルディスカッションの様子

<社会連携課>