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愛媛大学図書館学術講演会を開催しました【12月6日(金)】

 令和元年12月6日(金)、愛媛大学図書館にて学術講演会を開催しました。講師に京都大学附属図書館学術情報課長の山中節子氏を迎え、「オープンサイエンスと大学図書館」をテーマに、京都大学及び京都大学図書館機構での取組についてご講演をいただきました。

 まず始めに、学術情報のオープン化の推進などオープンサイエンスをめぐる動き、ならびに研究データマネジメント(Research Data Management :以下RDM)に関する海外や国内助成機関の先進的な取組状況について説明があり、このような動きに京都大学や図書館機構がどう対応しているか、その取組について報告がありました。また、RDMについての国内外の先進事例として、データ管理における部局間連携、学外の実証実験における情報系の部局や教員との連携、全学で検討するリサーチデータポリシーの策定についてなどの紹介がありました。今後の課題として、学内ポリシーの検討やエビデンスデータ以外の研究データの取り扱い等を挙げました。最後に、オープンサイエンスに寄与する様々な取り組みについて紹介があり、講演後の質疑応答では、活発な意見交換が行われました。

講演会資料「これからのリサーチデータマネージメント(RDM)」(PDFファイル 885KB)

<図書館事務課>