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産官学連携プロジェクト「河内晩柑の機能性を活かした果汁飲料の開発」が、全国食品技術研究会で最優秀賞を受賞しました【10月31日(木)】

 令和元年10月31日(木)、茨城県つくば市で開催された、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構主催の全国食品技術研究会ポスター発表において、本学産官学連携プロジェクトによる「河内晩柑の機能性を活かした果汁飲料の開発」が最優秀賞を受賞しました。

 本研究は、河内晩柑に機能性成分の「オーラプテン」が他の柑橘類に比べ特異的に多く含まれること、そのオーラプテンが脳内の炎症を強く抑制する効果があることが松山大学と愛媛大学の共同研究で確認されていたことから、その機能性に関する基礎研究成果を基に、平成26年から3年間、愛媛県「戦略的プロジェクト」により愛媛県、松山大学、株式会社愛媛飲料、本学大学院医学系研究科の伊賀瀨道也教授及び大学院農学研究科の菅原卓也教授が産学官連携で取り組んだ研究の成果です。菅原教授が機能性成分の研究を、伊賀瀬教授が認知機能の評価を行い、河内晩柑果汁飲料が認知症の予防に有効であることが確認されました。
 また、本研究成果で得られた科学的根拠を基に、株式会社えひめ飲料が「アシタノカラダ河内晩柑ジュース」を商品化しており、ポスター発表では、この「POMアシタノカラダ河内晩柑ジュース」の試飲を実施し、本研究の成果がアピールされました。

 本学は、今後も産学官連携に積極的に取り組んで参ります。

関連トピックス(本学HP)

河内晩柑果汁飲料の摂取による認知機能の維持・改善効果について研究成果報告会を実施しました【2017年9月14日(木)】 
産学官連携により共同研究・開発された河内晩柑ジュースが発売されました【2018年12月14日(金)】

関連リンク

愛媛県HPトピックス記事

<社会連携課>