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シンポジウム「日本とモザンビークの大学が織りなすグローカル・コラボレーションV.~愛媛の防災経験をモザンビークへ~」を開催しました【2月27日(木)】

 令和2年2月27日(木)、本学の学術交流協定校であるモザンビーク共和国ルリオ大学のネルソン・チャールズ・フレッド工学部長御一行が来学し、シンポジウムを開催しました。フレッド工学部長は、2018年度に本学理工学研究科にて博士号を取得し、現在ルリオ大学工学部長として活躍しています。
 第1部では「モザンビークのサイクロン被害」として、2019年にモザンビークを襲ったサイクロン「Idai」と「Kenneth」の被害状況について、ルリオ大学から報告がありました。ルリオ大学では、この被害をきっかけに、減災研究センターを設置することを決定し、日本から得た知識を有効に活用するための研究・教育を行っていくことが述べられました。
 第2部では「愛媛大学の経験」として、社会連携推進機構防災情報研究センターのネトラ・プラカシュ・バンダリ副センター長から、同センターの役割と貢献について紹介がありました。ルリオ大学でも、同センターの組織や活動をモデルに、防災に関する取り組みを推進してほしいと激励の言葉がありました。
 次に、森脇亮同センター長から、研究だけでなく教育も非常に重要で、大学が防災に関するイニシアティブをとり、例えば防災士の資格認定を行うなど、防災教育により地域の人々と一緒に防災に取り組むことが大きな原動力を生むとの助言がありました。また、JICA四国の小林秀弥所長からは、JICAがモザンビークのサイクロン被害に対し行った、専門家チームの派遣や物資の支援等について言及があり、今後ルリオ大学が専門家チームと協働することにより、より効果的な対応ができるのではないかとの提案がありました。最後に、外務省中東アフリカ局アフリカ部アフリカ第二課の村田優久夫地域調整官から、本シンポジウムのような知的交流は、新しい知見を生むうえで、非常に重要であると評されました。かつて日本は外国との知的交流の恩恵を受け発展してきたが、現状アフリカでは、日本について学べる大学が不足している。ルリオ大学には是非、日本研究のパイオニアとなってほしいとのエールが送られました。
 学生のみならず、地域から集い、防災というテーマを通して、遠く離れたモザンビークと日本の相違点、共通点を感じながら、ルリオ大学減災研究センター設置に向け、新たなステップを踏み出す良い機会となりました。

<国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター>