新型コロナウイルスCOVID-19 の感染拡大をうけて教職員の皆様も不安と戸惑いを感じられていることと思います。本日4月３日正午時点で、愛媛県では感染者数が１８名となっており、直近の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の資料によれば、愛媛県は現在、”感染確認地域”＝「1週間の新規感染者や経路不明の感染者が前の週と比べて一定の増加幅に収まっている場合」にあたると判断しています。そして今後さらに感染の拡大が起きる恐れがあります。
学生、教職員、そのご家族に発症者が出て、濃厚接触者が自宅待機を余儀なくされる状況や、政府による緊急事態宣言に伴う登校停止指示がなされる状況など、あらゆる可能性を想定する必要があります。そこで、教育活動に関する事業継続計画（Business Continuity Plan BCP）（第１案）（※4月8日改訂）を急遽策定しました。
新型コロナウイルス感染症に対する教育活動BCP（4月8日版）（PDFファイル 208KB）
学生、教職員ならびにその家族の健康と安全を確保しつつ、学生の学びの場を確保し続ける。それが我々に課された最優先のミッションです。これを遂行するための準備を危機対策本部では既に開始しておりますが、教職員各位におかれましても今後を見据えた準備を各自開始していただくようお願いします。具体的には、ネット配信（同期型・非同期型）やメール等による遠隔授業の積極的導入の準備です。来週水曜日（４月８日）には具体的な対応方法についてお知らせするように致しますが、多様な手法を許容する方針でおりますので、教職員各位におかれましても情報収集をお願いします。
この難局を一致団結して乗り切っていきたいと思います。ご協力をお願いいたします。
令和2年4月3日
愛媛大学長 大橋 裕一