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大学院農学研究科1年生の高橋真紀さんが「第70回関西畜産学会京都大会」において優秀発表賞を受賞しました【10月4日(日)】

 令和2年10月3日(土)~4日(日)にオンラインで開催された第70回関西畜産学会京都大会において、大学院農学研究科食料生産学専攻農業生産学コース1年生の高橋真紀さん、農学研究科の橘哲也准教授らが、「ザイモサンによる飼料の消化管通過抑制における一酸化窒素の役割」について口頭発表を行い、優れた発表であることが認められ、優秀発表賞を受賞しました。

 この研究は、病原性微生物がニワトリヒナに感染した際の消化管機能の変化について調べたもので、病原性微生物の中でも真菌に注目したものです。高橋さんは真菌成分であるザイモサンがニワトリの消化管機能を抑制することを明らかにし、さらにその作用には内因性の一酸化窒素が関与していることを発見しました。真菌感染時の消化管機能低下のメカニズムを明らかにすることで、ニワトリにおける自然免疫の解明はもちろん、真菌感染に伴う生産性の低下への対策法の開発に活用できると考えて研究を進めています。

<大学院農学研究科>