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附属高等学校で夏井いつき氏らによる「句会ライブ」を開催しました【1月20日(水)】

平成28年1月20日(水)、附属高等学校で、夏井いつき氏らによる「句会ライブ」を開催しました。

 附属高等学校は、文部科学省平成27年度「スーパーグローバルハイスクール」(以下、SGH)事業の研究開発指定校に採択されています。附属高等学校は、SGHの取組みで、まず地域を多面的な観点から探究し、次の段階としてそれらを基に国際交流を実施し、最終的にグローバルな視点から地域の発展に貢献できる人材の輩出を目指しています。今回の句会ライブは、SGH授業の一貫として特徴ある地域文化の理解を深めることを目的として開催されました。

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夏井氏の質問に答える生徒

 メイン講師は、全国高校俳句選手権「俳句甲子園」の創設・運営に携わり、テレビやラジオにも多数出演されている夏井いつき氏に務めていただきました。
 また、句会ライブで俳句を即興で絵に仕上げるライブペインティングパフォーマーとして、キム・チャンヒ氏にご協力いただきました。キム氏は、グラフィックデザイン業務の傍ら、俳句ライフマガジン『100年俳句計画』編集長、NPO法人俳句甲子園実行委員会理事等としても活躍されています。
 最初に、彦田順也副校長から講師の紹介がありました。続いて、夏井氏から、今回の句会ライブの概要や作句方法について説明があり、俳句作りの練習を行いました。生徒だけでなく教員も一緒に、写真を観て少しずつイメージを膨らませながら1つの俳句を作り上げていきました。生徒たちは、夏井氏の厳しくも暖かいアドバイスを受けながら、俳句を作るコツを楽しく学んでいきました。
 練習の後は、いよいよ本番です。本番は、15秒の映像を観て俳句作りを行うというもので、コツを学んだ成果を発揮するべく、生徒も教員も真剣に取り組みました。
 その後、参加者全員の作品の中から、夏井氏等が優秀作品を7つ選び、さらにその中から、全参加者の投票でグランプリ・準グランプリを決めていきます。優秀作品発表の前に行われた夏井氏からの句評では、テレビ番組でおなじみのユーモアを交えたするどい指摘があり、会場は終始笑いに包まれました。
 最後に、作者名は伏せられたまま、夏井氏から7つの優秀作品の発表及び参加者による俳句の鑑賞等が行われ、投票にうつりました。投票の結果、グランプリ・準グランプリが決まり、選ばれた俳句は、キム氏による即興のライブペインティングパフォーマンスで絵に仕上げられました。描かれた絵は、それぞれ作者にプレゼントされました。生徒・教員も積極的に参加し、俳句について楽しく理解を深めることができた句会ライブでした。 
 なお、本句会ライブの様子は、2月16日(火)11:40〜NHK「おひるのたまご」で放送を予定しています。ぜひ、ご覧ください。