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<学生レポート>「愛媛大学学生広報研修会-広報プレスリリースのススメ-」に参加しました【11月11日(水)】

社会共創学部文化資源マネジメントコース4年生の山下洵子と古﨑千里です。

今回は、私達が参加した「愛媛大学 学生広報研修会-広報プレスリリースのススメ-」について、学生の視点でレポートします!

令和2年11月11日(水)、愛大ミューズアクティブ・ラーニングスペース2にて、愛媛大学広報室主催の、学生を対象とした「愛媛大学 学生広報研修会-広報プレスリリースのススメ-」が開催されました。当日は、大学が定める新型コロナウイルス感染防御対策に基づき、検温や健康状態の確認、パーティションの設置等の対策を講じた上で、対面形式で実施されました。学内から希望者を募り、合計22人の学生が参加しました。

本研修会は、学生が取り組んでいる部活動、地域実践(教員や学生が地域に入り、住民とともにまちづくりや地域活性化に取り組むこと)・国際交流活動及び研究活動の成果等について、学生自身が報道機関に対して取材や公表を依頼する「プレスリリース」をできるようになることを目的としたものです。愛媛大学広報室の井口梓准教授(社会共創学部)による、リリースの基礎知識等に関する「講座」を受けた後、「講座」で学んだことを実際に行う「実践」編として、ペアでフライヤー(イベントの宣伝等のためのチラシ)制作に取り組みました。

前半:「講座」の概要と感想

まず、前半の「講座」では、私たち学生がプレスリリースに取り組む意義・メリット、プロモーションスケジュールの組み方やプレスリリースシートの作成方法について、井口准教授から説明がありました。続いて、実際に愛媛大学で使用しているリリースシートなどを用いて、文字や写真等の配置構成、配色等のフライヤー制作におけるポイントを学びました。

私達は、地域をフィールドに様々な実践活動に参加してきました。普段の活動の中で、プレスリリースをする機会があり、身近なことである一方、自分達の活動を効果的に伝えることの難しさを痛感していました。今回の研修会では、フライヤーを制作する際に、優先させたい情報を3つに絞り目立たせるという手法や、見る人の視線の流れ等について教えていただき、課題解決の糸口を見つける良い機会となりました。

後半:「実践」の概要と感想

後半の「実践」では、参加学生が現在取り組んでいる活動を題材に、ペアで活発に意見交換をしながら、また講師の井口准教授からのアドバイスも参考にして、フライヤー制作を行いました。制作後、制作において留意・工夫した点等について発表を行い、井口准教授から講評をいただきました。

フライヤーを制作するにあたっては、所属・専門の異なる学生とペアになり、共同で作業を行いました。私は、自然素材を再利用した新しいビジネスの立ち上げに際して、そのビジネスに参加するメンバーを募集するためのフライヤー制作に取り組みました。専門の異なる学生と作業したのは初めてでしたが、新しい視点や発想に気づかせてもらい、とても新鮮な経験でした。他の参加者の前で発表し、講評を受けることにより、フライヤーを見る人の反応をダイレクトに感じることができたのも、この研修会ならではの貴重な経験でした。

フライヤー制作の様子

学生のうちから広報に関するノウハウを学ぶことで、自身の実践活動や成果を広く周知する可能性を広げることができました。来春からは社会人として、今回の研修会や、これまでに身に着けてきた広報活動に関する知識やスキルを、存分に活かしていきたいと改めて実感しています。

<広報室>