平成28年1月23日（土）、南加記念ホールで、NHK大学講座「生命大躍進-脊椎動物のたどった道-」を開催し、約160人が参加しました。
NHK大学講座「生命大躍進−脊椎動物のたどった道−」は、愛媛大学とNHK松山放送局主催で、1月から愛媛県美術館において開催されている特別展「生命大躍進−脊椎動物 のたどった道−」四国展を記念して実施したものです。
冨田氏による講演
第1部では、生命大躍進展の監修を担当した国立科学博物館名誉研究員の冨田幸光氏から、「哺乳類の起源と進化−特別展「生命大躍進−脊椎動物のたどった道−と関連して」と題して講演が行われ、40億年にわたる脊椎動物の進化の道のりについての解説と、哺乳類の起源について単弓類にかかわる最新の学説が紹介されました。
第2部では、「愛媛大学における生物進化研究の最前線」と題し、理学部地球科学科長の堀利栄教授の進行のもと、同生物学科の村上安則准教授が「脳の進化」、同地球科学科の岡本隆准教授が「アンモナイトの進化」、同地球科学科の鍔本武久准教授が「新生代の脊椎動物の進化」について話題提供しました。その後、冨田氏を交えて、生命進化研究について様々な視点でのフリートークを行いました。
質問コーナーでは、時間内に答えきれないほど多くの質問があり、参加者の関心の高さが伺えました。
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- 村上准教授による話題提供
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- フリートークの様子（右から冨田氏，堀教授）