令和3年1月6日(水)、安全衛生講演会を開催し、学生及び教職員約60人が参加しました。
この講演会は、「全国労働衛生週間(10月1日~7日)」活動の一環として、例年、9月に安全衛生全学委員会と、工学部安全衛生委員会が共同開催しているもので、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン形式で開催しました。
始めに、全学総括安全衛生管理者補佐の田中寿郎副学長から「大学を出た時、社会の安全衛生はどの様に守られているのか、また、国内で特徴的な取組をしている他大学の安全衛生の状況について、それぞれ理解を深めてほしい」と開会の挨拶がありました。
第1部は、愛媛労働局健康安全課の土井厚志地方産業安全専門官が、「これから技術者になる人の労働安全衛生」と題して、愛媛県内の労働災害発生状況や、安全衛生の現状と課題について講演を行いました。
第2部は、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の田中俊憲衛生安全セクションリーダーが、「OISTにおける安全衛生管理」と題し、多様な国籍と母国語を持つ教員や学生が多くを占め、英語が公用語となっている沖縄科学技術大学院大学(OIST)での、安全衛生の取組について講演を行いました。
講演を通じ参加者からは、「実際に起こった労働災害を、再認識できた」、「私の研究室でももっと注意すべきことがあると改めて思った」、「他大学の情報を得ることが出来て大変有益であった」等の感想が寄せられました。
安全環境課では、今後も教職員及び学生を対象とする講演会を開催し、本学構成員の安全衛生管理に対する意識向上を図っていきます。
<安全環境課>