お知らせ

附属高等学校3年生代表者7人による「課題研究代表者成果発表会」を開催しました【2月6日(土)】

平成28年2月6日(土)、南加記念ホールで、附属高等学校代表者7人による課題研究代表者成果発表会を開催しました。

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安田さんによる発表

 2年生後半から3年生前半にかけて実施している「課題研究」は、愛媛大学との連携教育プログラムのうち、附属高等学校が最も力を注いでいる科目です。生徒たちは、大学教員の指導のもと、自己の生き方や進路に対する考え方を深めるため、各々の関心や興味に基づいたテーマを自分で設定し、学び方・考え方を身につけながら研究を続けてきました。

 代表者成果発表会に先駆け、9月25日(金)・26日(土)に、愛媛大学ミュージアムで課題研究成果発表会(ポスターセッション)を開催し、3年生全員が参加しました。今回は、その中から選抜された生徒7人がプレゼンテーション形式で発表しました。
 始めに、壽卓三校長、田中寿郎附属高等学校連携委員から開会の挨拶がありました。続いて、附属高校2年生、大学教員、他高校の教員・生徒、保護者さらには中学生など約200人の来場者が見つめる中、各発表者はスライドを使用し、15分間で発表を行いました。

 代表者成果発表テーマは以下のとおりです。

指導学部 発表者氏名 発表テーマ
法文学部(総合政策) 大島 美佳 集団的自衛権と日米安全保障条約
法文学部(人文) 築山 夢乃 高校生の伊予弁に対する意識の研究
教育学部 山崎 健 幼年期の生活習慣と体力との関係
理学部 臼坂 太智 コンドライト隕石を構成する物質の化学組成と結晶構造
医学部 横山 嘉乃 ひとり親家庭の仕事と育児
工学部 黒川 真伍 しりとりアルゴリズムの構築
農学部 安田 昂平 ヒナノキンチャクの試験管内開花条件及び繁殖条件の研究
質疑応答の様子

質疑応答の様子

発表後、来場者から多くの質問があり、発表者は難しい質問に対してもこれまで身に付けてきた知識を用いて、物怖じせず回答していました。その中には、これまで取り組んできた研究を大学で更に深めて学び、将来の自身の夢に繋げていきたいと抱負を述べた生徒もおり、今回の課題研究が将来の目標に繋がる機会となったようです。
 終了後、彦田順也副校長から挨拶があり、発表会は閉会しました。
 この取組みが、卒業後も多くの場面で活かされることを期待し、愛媛大学との高大連携教育プログラムの核としてますます発展するよう努めていきます。