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理学部化学科の佐々木良城さんが「大阪府立大学21世紀科学研究機構分子エレクトロニックデバイス研究所第17回研究会」においてポスター賞を受賞しました

 平成27年11月6日(金)、大阪府立大学中百舌鳥キャンパスで開催された「大阪府立大学21世紀科学研究機構分子エレクトロニックデバイス研究所第17回研究会」で、理学部化学科4年生の佐々木良城さん(有機化学研究室)が「ポスター賞」を受賞しました。
 この賞は、本研究会でポスター発表を行った学生の中から選出されるもので、今回は、審査対象となる19件の中から選出されました。  受賞した研究のタイトルは、「Double-concave 型ピロール縮環アザコロネンの合成と物性」です。ピロール縮環アザコロネンは、窒素原子を含むπ平面が大きく拡張された有機π電子系化合物の一つであり、安定な酸化還元特性を示す事から、有機エレクトロニクス素材としての応用が期待されています。今回、佐々木さんは、非常に珍しいDouble-concave 型(π平面の上下に凹んだ)アザコロネンの合成に成功し、その特徴的な構造と基礎物性を明らかにしました。この研究成果を元に、プレゼンテーション、質疑応答等が複数の審査員によって高く評価され、今回の受賞に至りました。

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賞状