平成１８年５月２９日(月）今治地域地場産業振興センターで、愛媛大学サテライト・オフィス開設記念シンポジウムを開催しました。
今治市と本学とは、今年の２月に地域産業、環境などの分野で相互に協力し、活力ある地域の発展と人材の育成を目的として連携協定を締結しました。この連携協定に基づき、今治市に本学のサテライト・オフィスを設置し、その開設を記念してシンポジウムを開催、企業・市・大学等から約２００名の参加がありました。
はじめに、樋口富壯社会連携推進機構長が「この地域に特別の愛情を持ち、またこの地域で必要とする専門の先生を連携担当として、長期にわたって地域と関わっていきたいので、サテライトをおおいに活用して下さい」と挨拶、続いて越智忍今治市長が「今治には４年制大学がなく、大学を活用したまちづくりが永年の課題であったことから、愛媛大学との連携協力により大学の知の財産を活用しながら、豊かな地域づくりに取り組みたいと考えております」と挨拶しました。
引き続き、樋口富壯社会連携推進機構長が「産学官連携による地域活性化策」と題した基調講演を行いました。
この後、「地域がサテライト・オフィスに期待するもの」をテーマにパネルディスカッションを行いました。参加パネリストからは、「他大学とも連携して「繊維と造船」という今治の産業についての市のニーズを橋渡ししてほしい」「大学が自ら地域に出て行って交流の場をつくってほしい」等の提言があり、大学側パネリストからは「いろいろな組織が一体となって地域を考える中で大学も一緒になって考えていきたい」との発言がありました。
続き行われた異業種交流会「バリバリやりまっせクラブ」では、産学官民の枠をこえて今治の地域発展への熱い思いを語りあう様子が見られました。
また、今治地域地場産業振興センター内の今治市役所産業情報課に設置された本学サテライトオフィスには、看板が掲げられました。
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- パネルディスカッションの様子
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- 挨拶する樋口社会連携推進機構長
研究協力部社会連携課