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重要なお知らせ

お知らせ

第2回愛媛大学社会共創学部FD研修会を開催しました【12月12日(土)】

 平成27年12月12日(土)、第2回愛媛大学社会共創学部FD研修会を開催し、本学部へ所属予定となる教職員36人が参加しました。
 このFD研修会は、平成28年4月、本学に新たに設置される「社会共創学部」の教育・研究の在り方について、情報交換及び具体的な実施方法を検討することを目的としています。
 始めに、西村勝志社会共創学部設置準備室長から挨拶があり、各教員から、本学部の設置理念、教育研究手法の概要説明がありました。また、総合地球環境学研究所副所長の佐藤哲氏が、トランスディシプリナリー教育とは何か、トランスディスプリナリー教育を用いた授業展開をするために必要な要素を解説しました。

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グループワークの様子

 次に、4グループ(4学科)に分かれてグループワークを行い、フィールドワーク科目を実施する際に生じる課題抽出や、学部・学科・コースにおける理想のトランスディシプリナリー教育について検討しました。各グループからは、「学生へ目標設定・プロセスを明確化させるため、課題には多面的な要素があることや、価値観の多様性を理解させた上で、実社会に関与するための傾聴力を修得させる必要がある」、「学生が何を求めて本学部に入学するのかを把握・分析し、入試方法や教育内容の見直しも検討が必要である」、「理論と実践(現実)との違いを認識させ、積極的に専門外の科目の履修を行うなど、主体的に行動できる人材を育成する上で、トランスディシプリナリー教育が重要となる。」など多岐にわたる提案が発表されました。
 本研修会において議論された問題点や具体的な方策については、今後の学部運営及び教育・研究に活かしていく予定です。社会共創学部では、学部内の情報共有及び教育・研究のスキルアップのため、今後も継続してFD研修会を実施していきます。