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大学院理工学研究科博士前期課程2年でプロテオサイエンスセンター無細胞生命科学部門の江村祐希さんが「第68回日本ウイルス学会学術集会」においてポスター賞を受賞しました【11月18日(金)】

 令和3年11月16日(火)〜18日(木)、神戸国際会議場で開催された「第68回日本ウイルス学会学術集会」において、大学院理工学研究科博士前期課程2年でプロテオサイエンスセンター無細胞生命科学部門の江村祐希さんがポスター賞を受賞しました。

 江村さんの発表演題は「コムギ無細胞系によって合成したデングウイルス(DENV)ポリプロテインによるin vitroでのウイルス複製複合体の再構成」で、プロテオサイエンスセンターの高橋宏隆准教授の指導の下で取り組んだ成果です。

 本研究は、熱帯・亜熱帯地方における主要なウイルス感染症であるDENVの持つ非構造タンパク質の生化学的特徴づけを目指したもので、300kDaを超える非構造タンパク質を、コムギ無細胞タンパク質合成系を用いて組換えタンパク質として合成しました。その結果、非構造タンパク質の活性型フォームでの合成と、その後の自己切断による成熟タンパク質の生成を、試験管内で再現することに世界で初めて成功しました。

 

<プロテオサイエンスセンター>