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「愛媛大学文系研究センター合同シンポジウム~三輪田米山生誕二百年記念 米山日記とその時代~」を開催しました【12月19日(日)】

 令和3年12月19日(日)、南加記念ホールにおいて、「愛媛大学文系研究センター合同シンポジウム」を開催しました。
 このシンポジウムは、愛媛大学社会連携推進機構地域文化研究部門に設置されている3つの文系研究センター「地域共創研究センター」、「四国遍路・世界の巡礼研究センター」、及び「俳句・書文化研究センター」が合同で行うもので、「三輪田米山」をテーマに会場とオンラインを併用し、約70人の方々にご参加いただきました。
 はじめに、愛媛大学の若林良和理事・副学長(社会連携推進機構長)から開催挨拶があった後、社会連携推進機構地域文化研究部門の胡光部門長から、本シンポジウムの講演・報告者の紹介がありました。

 

 講演では、日本女子大学文学部の福田安典教授から「改めて、『米山日記』を読む」と題して、多様な見方ができる歴史的文化的価値が高い資料としての「米山日記」について講演がありました。
 続いて、俳句・書文化研究センターの三浦和尚センター長から「米山書の魅力」と題して米山書の評価や魅力について報告がありました。

 

 その後、四国遍路・世界の巡礼研究センターの胡光センター長から「明治維新と松山の寺社」と題して、歴史的視点から、「米山日記」にも記載されている同人が生きた幕末・明治維新の世の中の情勢等について報告がありました。
 最後に、地域共創研究センターの寺谷亮司センター長から「明治以後の城下町松山の変貌と米山の酒」と題して、当時の松山の街の移り変わりと盛り場、そして米山も嗜んだ松山の酒について報告がありました。

 

 講演・報告の後、活発な質疑応答があり盛会となりました。
 これからも、文系研究センターでは、学術研究成果を発信し、地域共創や地域文化振興のさらなる貢献に務めてまいります。

 

<社会連携支援部>