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「プロテイン・アイランド・松山 国際シンポジウム2006」を開催

 平成18年10月6日(金)、8日(日)の両日、「プロテイン・アイランド・松山 国際シンポジウム2006」を開催しました。
 10月6日(金)に松山全日空ホテルで開催した「第4回無細胞科学松山国際シンポジウム」は、21世紀の科学と産業を世界に向けて発信することを目的として、愛媛大学、愛媛県、松山市と松山商工会議所の共催としてスタートし、今年で4回目になります。
 今回のシンポジウムでは、無細胞タンパク質合成技術の応用の可能性に焦点を合わせ、国内外の感染症研究分野とメタボローム研究分野から第一線の研究者をお招きしてご講演いただきました。
 参加者は、企業や大学の研究者・学生等200人を超え、招待講演者の発表を熱心に聴講し、その後のポスターセッションや懇親会まで、活発な意見交換を行いました。
 10月8日(日)には、松山市総合福祉センターにおいて、一般・企業向けセミナー「愛媛から世界へ〜挑戦、バイオサイエンス〜」を開催し、高校生約70人を含む一般市民、企業、学生など約280人が参加しました。
 はじめに主催者として、上甲啓二愛媛県経済労働部部長、中村時広松山市長、小松正幸愛媛大学長が挨拶しました。続いて、本学のバイオサイエンス分野で活躍する3人の教授により、それぞれ「光と皮膚」「細胞増殖の制御とその応用」「無細胞翻訳技術のタンパク質科学への応用展開」と題した講演がありました。また、無細胞タンパク質合成技術を基にした愛媛大学発ベンチャー企業(株式会社セルフリーサイエンス)からも講師を迎えて、世界を相手にしたバイオビジネスの現状や取組みについて講演がありました。
 さらに、遠藤弥重太無細胞生命科学工学研究センター長のタンパク質についての概要説明の後、「いま、サイエンスが面白い」をテーマに講演者全員によるパネルディスカッションを行い、研究者を志したきっかけや、若い方たちへのメッセージなどが語られました。質疑応答では、高校生の参加者から、研究で挫折したときの対処法についての質問が出るなど、熱気に満ちたセミナーとなりました。

プロテイン・アイランド・松山 公式ウェブサイト

無細胞生命科学工学研究センター