法文学部人文学科の藤目節夫教授と地理学教室の学生7人が行った、まちづくりの調査活動がこの度内子町の広報誌に紹介されました。
法文学部人文学科の藤目節夫教授と地理学教室の学生7人は、愛媛県喜多郡内子町の長田地区を訪れ、元長田小学校に4日間泊まり込み、地元の方と一緒に「地元学」の手法を使って、まちづくりの調査を実施しました。その活動の内容が、この度内子町の広報誌「うちこ」に紹介されました。この調査の成果を活かして、12月9日(土)には、地元の方と人文学科地理学教室が一緒になって「食の文化祭」を開催することになっています。
広報誌『うちこ』の記事(全文)
愛媛大学法文学部人文学科地理学教室の学生7人と、同学部の藤目節夫教授が長田地区を訪れ、元長田小学校に9月20日から泊まり込みで調査・研究を行いました。同教室のみなさんは、以前から内子町の地域づくり活動などを調査・研究していましたが、今回はさらに地域を長田地区にしぼって活動をすすめました。
学生のみなさんは、地域のお年寄りから昔の様子や子どものころの遊びの話を聞いたり、昔働いていた山や満天の星空が見える場所などを案内してもらったりして、地元の人では気付かない長田地区の魅力をたくさん見つけました。
今回の取り組みに対して西野まどかさん(3年生)は「みなさん何もないと言うけれど、いいものがたくさんあります。これら見つけたものを使って、何かしませんか、と提案していきたいです」と意欲をみせていました。長田地区老人会「長寿会」会長の高木峰雄さんの「どんどん話がはずみ、いろいろアイデアが浮かびました。学生のみなさんにも喜んでもらえてよかったです。」というお話からも、今回の訪問によって、長田地区がよい刺激を受け、より活気づいている様子が伝わりました。
法文学部・総務チーム