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「四国遍路と世界の巡礼」を開催しました

 平成18年11月18日(土)教育学部大講義室において公開シンポジウム「四国遍路と世界の巡礼」を開催しました。
 このシンポジウムは、平成15年から始まり今年で4回目となります。これまでヨーロッパやアジアの巡礼をテーマに行ってきましたが、今年は身近にある四国遍路をテーマに開催しました。
 当日は、あいにくの雨模様にもかかわらず、約180人の参加がありました。まず、遠藤弥重太学術・国際交流担当理事、宮崎幹朗地域創成研究センター長、内田九州男法文学部教授(シンポジウム実行委員代表)からそれぞれ挨拶があり、遠藤理事からは「多くの人に知ってもらい、庶民の心を世界へ発信して欲しい」と挨拶がありました。
 引き続き、早稲田大学道空間研究所の河野昌広さんが「現代の四国遍路−道空間の視点から−」と題して、自身の歩き遍路体験も含めて、現代における歩き四国遍路の意義などについて話がありました。本学からは、竹川郁雄法文学部教授が「聞き取り調査から探る現代の四国遍路」と題し、お遍路さんへのアンケートを実施し、その調査結果について話があり、また、野崎賢也地域創成研究センター助教授からは、「現代ツーリズムと四国遍路−『まちづくり』『アウトドア』への展開−」と題して話がありました。
 19日(日)には法文学部大会議室で、「現代の巡礼−四国遍路と世界の巡礼−」をテーマに研究集会を行いました。

広報室