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お知らせ

防災情報研究センター松山全世代型防災教育推進講座の取組が、令和3年度ぼうさい甲子園において「ぼうさい大賞」「URレジリエンス賞」、令和3年度防災まちづくり大賞において「消防庁長官賞」を受賞しました【1月9日(日)、2月25日(金)】

 令和4年1月9日(日)、令和3年度ぼうさい甲子園において、防災情報研究センターの松山全世代型防災教育推進講座が指導・支援している学生防災リーダークラブが「ぼうさい大賞」を、ジュニア防災リーダークラブが「URレジリエンス賞」を受賞しました。

 また、令和4年2月25日(金)、令和3年度防災まちづくり大賞において、松山防災リーダー育成センター(松山全世代型防災教育推進講座が運営に関与)の取組が「消防庁長官賞」を受賞しました。

 これを受けて、令和4年3月3日(木)、防災情報研究センターの矢田部龍一特命教授、中尾順子特定教授と学生防災リーダークラブの上原匠さん(法文学部)、天野里咲さん(社会共創学部)が仁科弘重学長を表敬訪問し、これまでの活動の報告や今後の展開について報告しました。

 

 学生防災リーダークラブは、防災士資格(日本防災士機構認定資格)を取得した大学生を中心に現在約90人で構成され、地域や学校での防災研修や防災イベントへの協力・参加、地区防災計画の作成や自主防災組織の育成への協力等を行っています。こうした取組が評価され「ぼうさい大賞」を受賞しました。

 ジュニア防災リーダークラブは、松山市内の小学校5年生から高校生までの児童・生徒約1,000人で構成され、クラブ員は自主的に防災キャンプ、被災地見学会、防災講習会への参加や各種防災研究に取り組んでいます。こうした活動が評価され、「URレジリエンス賞」を受賞しました。

 松山防災リーダー育成センターは、小学生から高齢者に至るまでの切れ目のない防災教育の展開を通して地域防災力の向上を図ることを目的に、愛媛大学防災情報研究センター、松山市、東京大学復興デザイン研究体との連携により運営されています。同センターでは松山市内の学校での防災教育の実践や地域住民を対象とした防災講演会、松山市に住む外国人に向けた防災教育の開発、企業や福祉施設でのBCP策定に向けた取組などを行っています。こうした成果が評価され、防災まちづくり大賞の「消防庁長官賞」を受賞しました。

 防災情報研究センターでは、今後も行政や地域の方と連携して実践的な防災教育・研究に取り組んでいきます。

ぼうさい甲子園とは

 阪神・淡路大震災の経験と教訓を未来に向けて継承していくため、学校や地域で防災教育や防災活動に取り組んでいる子どもたちや学生に対し顕彰する事業です。

ぼうさい大賞
①小学生、②中学生、③高校生、④大学生、⑤特別支援学校・団体の各部門で1校ずつに贈られる賞

URレジリエンス賞
被害を減らすと同時に復旧までの時間を短くすることにより、社会に及ぼす影響を減らす”レジリエンス(縮災)”という考え方に繋がる取組に対する賞

「ぼうさい甲子園」Webサイト

防災まちづくり大賞とは

 地域に根ざした団体・組織等、多様な主体における防災に関する優れた取組や、防災・減災、住宅防災に関する幅広い視点から効果的な取組等に贈られる賞です。

防災まちづくり大賞(総務省消防庁Webサイト)

<防災情報研究センター>