お知らせ

愛媛大学自然災害学術調査団報告会を開催

愛媛大学自然災害学術調査団報告会
−2004年愛媛県下における台風災害の機構と防災を考える−

 平成16年に愛媛県内は甚大な自然災害に見舞われました。死者・行方不明者29名、連続した巨大台風、主要幹線の寸断、山間地区の孤立など、愛媛県では今まで経験したことがない台風災害でした。
 このような事態を受けて愛媛大学ではいち早く、小松学長を団長とする自然災害学術調査団を立ち上げ、精力的に学術調査に取り組んできました。ここに調査研究成果の報告会を開催します。また、併せて、四国地方整備局企画部長とNHK記者、ならびに愛媛大学長と愛媛大学教授にパネリストとして登壇頂き、平成16年の台風災害についての討議と今後の防災を考えるパネルディスカッションも行います。
今後の愛媛の防災を考える上で非常に有意義な場です。お忙しい時期とは存じますが、多数の方に参加頂けますようご案内申し上げます。

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高速道路ならびに民家に流れ込んだ大規模崩壊

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流木を含んだ土石流が家を押し潰した

主   催:愛媛大学自然災害学術調査団
共   催:土木学会四国豪雨調査団、地盤工学会四国地域豪雨災害緊急調査団
日   時:平成17年3月7日(月) 13:00−17:00
会   場:愛媛県県民文化会館中ホール(松山市道後町2丁目5番1号)
参 加 費:無料(参加者には調査報告書を謹呈します)
申込み方法:氏名、所属(あれば)、連絡先を明記して、愛媛大学 中島淳子宛、
      3月1日(火)までに申し込んで下さい.
申 込 先:e-mail:nakajima@dpc.ehime-u.ac.jp FAX 089-927-9817 
問 合 せ:TEL 089-927-9817 e-mail yatabe@dpc.ehime-u.ac.jp 愛媛大学 矢田部まで)

内   容
 13:00〜13:10
  開会挨拶  小松正幸(愛媛大学長、調査団長)
 13:10〜15:25 調査団各班からの調査研究発表
  気象班、地質調査班、土砂災害班、土構造物被害班、河川災害班、高潮・海岸災害班
  農地災害班、森林災害班、避難行動班、防災・計画行政、防災教育・災害心理班、
  医療・保健班
 15:35〜17:00 パネルディスカッション  
  「2004年愛媛県下における台風災害と防災を考える」
   コーディネイター 柏谷増男(愛媛大学副学長、調査団副団長)
 パネリスト
  木下賢司(四国地方整備局企画部長)、松本浩司(NHK報道局気象災害センター記者)
  小松正幸(愛媛大学長)、江崎次夫(愛媛大学教授)

工学部総務チーム