平成17年1月29日（土）午後1時から、総合情報メディアセンター・メディアホールにおいて、「エネルギー・環境教育シンポジウム」（愛媛大学、四国経済産業局ほか主催）が開催されました。
このシンポジウムは、エネルギー・環境教育推進事業の成果発表会として行われたもので、大学、行政、企業および小・中・高校から100名を超える参加がありました。
開催にあたり、四国経済産業局の高島資源エネルギー環境部長と愛媛大学柏谷理事（社会連携担当）からの挨拶があり、それに引き続いて、環境・エネルギー総合研究所長の大庭みゆき氏による「楽しい！おもしろい！わかりやすい！エネルギー学習のコツ」という演題の講演が行われました。
次に香川、鳴門、愛媛のワークショップと高知の研究会の成果発表が行われ、小・中・高校の教員が実践例や研究成果などを報告しました。学校教育だけでなく、保護者や地域との関わりに注目した発表もありました。最後に行われたパネルディスカッションでは、小・中学校および大学の教員からエネルギー・環境教育の理論と実践に関する話題提供があったあと、一般参加者との活発なディスカッションが行われました。
エネルギー・環境教育は、学際的なテーマであり、その実践には数多くの課題が存在します。今回のシンポジウムでは、その多様な課題を解決するヒントが提示され、参加者にとって有意義な会になったのではないかと思われます。
大庭みゆき氏による講演
パネルディスカッション
教育学部 総務チーム