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ビルゲイツ財団から研究助成決定

 2006年12月16日(土)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からマラリア伝搬阻止ワクチン開発プロジェクトに、3億5千万円の研究助成が発表されました。
 本研究プロジェクトは、米国のフラウンホファー分子生物工学研究センターを研究代表機関とし、媒介蚊の中におけるマラリア原虫の発育を阻害するワクチンの開発研究を行い、その実用化を目指すものです
 このプロジェクトは、国際的な共同研究体制で進められ、研究代表機関以外に愛媛大学無細胞生命科学工学研究センター、米国国立衛生研究所、オランダ王国ナインメーゲン医療センター、英国インペリアル大学分子細胞生物学部門で構成されています。
 愛媛大学無細胞生命科学工学研究センターは2007年から2008年までの2年間で、新規のマラリア伝搬阻止ワクチン候補となる抗原を同定し、その成果をワクチンの実用化に実績を持つ共同研究機関に提供する役割を担います。これにより、未だ実用化に至っていないマラリアワクチン開発の加速に寄与することが期待されています。

無細胞生命科学工学研究センター

無細胞生命科学工学研究センター