平成19年2月15日(木)愛媛大学子ども守り隊〜守るんジャー〜の結成式を行いました。
愛媛大学では、未来の教師を目指す学生の「子どもの生きる環境を少しでもよくしていきたい」、「子どもの心と直に触れ合いたい」という思いから、「守るんジャー」(小学生の下校時の通学路を見守る学生ボランティア団体)を結成しました。「守るんジャー」の活動は、平成17年12月に高知大学で始まりました。その後、テレビ・新聞での報道やインターネットにより活動が全国に広がり、現在、岡山県、香川県、福岡県、京都府、愛知県の大学でも同様の「守るんジャー」の団体が子どもの下校路を見守っています。
今回、愛媛大学子ども守り隊「守るんジャー」は、教師を目指す学生のささやかな活動で、一人でも多くの子どもたちが笑顔で安心して下校でき、気持ちのいい挨拶や笑い声が飛び交う、傷ましい事故や事件のない安全な“愛媛の道”を目指して、活動していく予定です。そこで、学校・関連機関との連携・団結を表明し、再認識するために、愛媛大学子ども守り隊「守るんジャー」の結成式を行いました。
結成式では、愛媛大学子ども守り隊「守るんジャー」代表の小村陽介さん(理学部3回生)から「Safe Ehime for Children(安全な愛媛を子どもたちのために)を合言葉に活動します」と元気な挨拶がありました。続いて、学校担当の松末南さん(理学部3回生)から活動内容の説明がありました。その後、来賓の遠藤敏朗 道後小学校教頭から「道後小学校としても望んでいたことで、期待しています」、西川暁 松山市PTA連合会事務局長から「先生と保護者だけでは、子どもを守るのに足りないことがあります。そこを学生さんに手伝ってもらいたい」、石丸章司 松山東警察少年課長から「何も事故が起こらないことがいいことです。何もなくてもずっと続けてください」、前川雄治 高知子ども守り隊〜守るんジャー〜代表から「地域と交流することは、自分のためになります」とそれぞれ挨拶がありました。
最後に、結成の誓いを行った後、全員が腕章を身につけた姿を披露しました。21日(水)は、道後小学校で子どもたちと守るんジャーの顔合わせ式が行われる予定です。
守るんジャーの活動内容(今のところ、週1回の予定)
1.活動目的は犯罪や事故の予防。
2.愛媛大学正門に集合し、全員で道後小学校へ向かう。
3.道後小学校から事前にピックアップした危険箇所に移動する。
(活動は基本2人以上)
4.活動中は隊員と証明できるものを必携する。
5.活動時間は小学生の下校時刻に合わせる。
6.危険な場所に立つだけではなく、危険箇所の範囲で小学生と一緒に歩く。
7.周囲の交通マナーを見直し、小学生とコミュニケーションを取る事を心がける。
8.子どもや地域の人などに対し、積極的に挨拶を行う。
9.活動が終了したら道後小学校に集合し、活動記録を記入する。
10.一日の活動グループの中に幹部は最低1人入り、全体を統括する。
11.事件発生時には、迅速に警察及び学校に連絡する。
広報室