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「社会資本整備を通した人づくり・地域づくり」フォーラムを開催しました

 平成19年2月23日(金)総合情報メディアセンターで、「社会資本整備を通した人づくり・地域づくり」と題して国土交通省四国地方整備局と愛媛大学防災情報研究センターの共催でフォーラムを開催しました。
 安全・安心のまちづくりのために進められている社会資本整備は、その昔、地域住民が力を合わせて取り組んでいました。そのため、つながりの強いまちが、多くありました。しかし、現在、それらの事業は行政担当となり、地域のつながりは徐々に薄くなっています。
 そこで、防災まちづくり、高齢者に優しいまちづくりを目指し、愛媛大学や徳島、香川大学の学生たちが主体的に取り組んできた活動を紹介し、今求められる社会資本整備について考えてもらおうと、このフォーラムを開催しました。
 フォーラムには、約110人が参加し、本学の柏谷増男防災情報研究センター長と菊池良介四国地方整備局企画部長の挨拶で始まりました。続いて、北橋建治四国地方整備局長の「地域づくりは人づくり」と題した特別講演がありました。
 学生の活動事例の発表では、環境・景観・防災の三つの観点から報告がありました。愛媛大学の学生からは、重信川エコリーダーの活動紹介や重信川の自然再生事業、昨年夏に今治市で行った「風景づくり夏の学校」、松野町で参加した「蛍の畦道プロジェクト」など、実際にその土地を訪れ、地域の方と触れ合いながら、考え、感じたことを発表しました。その他に、徳島大学院生が、四国のみずべ八十八ヶ所のPR小冊子「歩いてなんぼじゃわ〜」の制作について、香川大学生が、産学協力により作成・構築した防災マップについて発表しました。          
 引き続き、矢田部龍一理工学研究科教授から防災・環境・景観を通した地域教育活動の展開について話があり、最後に、菊池四国地方整備局企画部長の「社会資本を通した地域づくり松山宣言」を採択し、終了しました。

発表した愛媛大学の学生たち

発表した愛媛大学の学生たち

 

「社会資本を通した地域づくり松山宣言」

●我々は、地域の温かいつながりのもと、住民主導のまちづくりを目指します。
●技術者として自信と誇りを持ち、安全で安心、いきいきと暮らせる地域を目指します。
●定期的に情報交換を行うことにより、「社会資本整備を通じた地域づくり」の輪を四国中に広げます。

広報室