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マティアス・スプリンツル愛媛大学学術顧問教授(ドイツ・バイロイト大学元副学長)によるセミナーを開催

 平成17年3月11日(金)愛媛大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー4階会議室において、愛媛大学学術顧問教授のマティアス・スプリンツル(Mathias Sprinzl)教授によるセミナーを開催しました。

 スプリンツル教授は、1979年からドイツ・バイロイト大学生化学教授・学部長で、1988年〜1991年、1998年〜2000年の7年間、副学長として同大学の発展に貢献してきました。細胞内タンパク質合成因子(伸長因子)の構造と機能研究の世界第一人者であることから、平成15年9月10日から、愛媛大学学術顧問教授として、無細胞生命科学工学研究センターの教育及び研究について、指導・助言をいただいています。

 今回は、「遺伝子情報の翻訳機構−大腸菌タンパク質合成反応の終結機構−」と題して、大腸菌無細胞タンパク質合成法を用いたセンサーなど主にタンパク質新材料の研究開発に関するセミナーで、教員、研究員、大学院生など約30人が参加して活発な質疑応答が交わされました。
 バイロイト大学ではババリア州政府とシーメンス社の協力で、BioMedTec研究所を設立し、この方面の研究に力を入れているとのことです。       無細胞生命科学工学研究センター