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愛媛大学子ども守り隊〜守るんジャー〜が意見交換会を開催

 平成19年3月22日(木)教育学部講義室において、愛媛大学子ども守り隊〜守るんジャー〜が、他大学の子ども守り隊と意見交換会を開催しました。

 平成19年2月、愛媛大学では、未来の教師を目指す学生が、「守るんジャー」(小学生の下校時の通学路を見守る学生ボランティア団体)を結成し、現在、松山市立道後小学校の児童の下校を見守る活動を行っています。 
 
 今回の意見交換会には、高知子ども守り隊代表の前川雄治さん(高知大学教育学部3回生)と福岡子ども守り隊副代表の下山幹生さん(北九州市立大学法学部3回生)、本学子ども守り隊の8人の計10人が参加しました。
 3月22日は、道後小学校の卒業式があり、9時過ぎの1年生、2年生の下校に合わせて、子ども守り隊の活動を行いました。今回の活動には、高知子ども守り隊の前川さんと福岡子ども守り隊の下山さんも参加し、活動終了後、教育学部の講義室で反省会を行いました。反省会では、「活動は、2人1組を原則としているが、人数が足りないときどうしたらいいのか」、「見守り以外の事でも、気がついた事は、積極的に活動した方がいいと思う」、「子どもと約束した事には、責任をもたないといけない」など、活動中の問題点などについて意見交換を行いました。

 その後、今回の意見交換会の主テーマである、「守るんジャーを通して、自分たちは子どもたちにとってどんな存在になっていきたいか。そのために、どんな活動をしたらいいか」について、意見交換を行いました。そのなかで、「守るということが、監視になっていないか心配だ。先生と違い、お兄さんやお姉さんのような存在でいたいと思う」、「一緒に下校することを嫌がっている子どもがいるが、大学生の立場で関わって、治すきっかけをつくりたいと思う」など、これからの活動におけるそれぞれの考えを話し合いました。
 続いて、高知子ども守り隊の前川さんと福岡子ども守り隊の下山さんから、それぞれの地域での活動における問題点などを話していただきました。そのなかには、今後本学の子ども守り隊にも起こりうる可能性のある問題点もあり、全員真剣に聞き入っていました。

 最後に、各大学の子ども守り隊から、決意表明があり、高知子ども守り隊の前川さんは、「下校の形式によって、問題点や活動方法も異なることがわかった。高知では、全体の活動意欲も低下していて、活動の回数も少なくなっている。もっと日々の活動に力をつけていきたい」、福岡子ども守り隊の下山さんは、「愛媛に来てよかった。活動方法もまた福岡とは変わったやり方で、とても新鮮だった。守るんジャーに対する情熱を持った愛媛大学守るんジャーのように、自分たちも、もっとモチベーションを上げて、新入生の勧誘も頑張っていきたい」、愛媛大学子ども守り隊代表の小村陽介さんは、「困ったときに相談しよう、仲間がいるから頑張ろう、といった他大学守るんジャー同士のつながりを広げ、大切にしていきたい。頼り頼られ、切磋琢磨しながら一緒に頑張っていきたい。継続していくためには、隊員全員で活動を企画・運営することが大切だ。隊全体の意識を高め、地域や学校に守るんジャーの存在をもっと認めてもらいたい」と述べました。
 今後もこのような意見交換会を開き、子ども守り隊をより良くするための方策について、話し合う予定です。

広報室