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重要なお知らせ

お知らせ

米国の短期交流学生が2週間の日本滞在研修を修了しました【5月16日(月)~27日(金)】

 平成28年5月16日(月)から2週間、本学国際連携推進機構国際教育支援センターで、アメリカ・イリノイ州シカゴ郊外にある2つのコミュニティカレッジ、ジョリエットジュニアカレッジ(JJC)およびカレッジオブレイクカウンティ(CLC)両校合同の日本滞在研修プログラムが行われました。
 来松したJJCとCLCの計21人の学生は、滞在期間中、道後温泉や石手寺等各地を見学、日帰り研修では、広島平和記念公園や宮島を訪れました。附属高校訪問では、高校生との活発な討論の後、書道に挑戦しました。他にも、学生や地域ボランティアの支援を受け、剣道や邦楽、浴衣、弓道等、多様な日本文化に親しみ日本への理解を深めました。最終日には、グリーンホール横の中庭で、研修の成果をグループ毎にポスターセッションとして発表しました。天候にも恵まれ、会場は留学に興味のある学生などの多くの来訪者で賑わい、英語による活発なコミュニケーションが行われていました。2週間という短い期間でしたが、これまでになく多数の日本人学生がパートナーとして参加し、積極的に交流を深めたことから、米国人学生から大変満足度の高いプログラムだったとの評価を得ることができました。
 今年度は、アメリカで開講されている経済学、言語学の両授業が共通教育科目(1単位)としても開講され、本学の学生2人が両科目を履修し単位を取得しました。これにより、ネイティブスピーカーと共に英語で授業を受けるという貴重な体験を学生に提供できただけではなく、本学にとっても、英語で行われる授業数を増やす良い機会となりました。また、本センターからの呼びかけに応えて、120人以上の学生が米国人学生と交流し、実際に英語を使って日頃の学習の成果を発揮することができました。これまで本センターでは、こうした機会を学内留学としても利用するため、様々な試みを行ってきましたが、今回はそれが着実な成果を上げた形となりました。
 今後も本センターでは、このようなプログラムを通して協定大学との交流を深め、双方の学生にとって実りある学習の機会を提供したいと考えています。