お知らせ

大連医科大学(中華人民共和国)と学術交流協定を締結しました【6月8日(水)】

 大連医科大学は、中国遼寧省大連市に位置し、医学の他、科学、一般教養、経営、法律、哲学、工学等を学べる総合大学です。
 本学と大連医科大学との交流は、平成7年に日和田邦男名誉教授(当時循環器・呼吸器・腎高血圧内科学教授)が同大学から招聘され、特別講演とセミナーを行ったことから始まりました。その後も本学医学部と同大学は交流を続け、平成12年には部局間協定を締結し、多くの大学院生及び客員研究員等の人材交流を行ってきました。
 大連医科大学は、本学医学部以外の学部との交流も希望していたため、大学間学術交流協定を締結することとなり、同大学で調印式を執り行いました。調印式には、本学の安川正貴副学長、石井榮一医学部国際化推進センター長、日和田邦男名誉教授、横山雅好名誉教授、陳捷国際連携推進機構教授および永井勅久医学部国際化推進センター講師が出席し、大連医科大学の趙傑副学長(学長代行)と本学の安川副学長が、今後の連携を誓い堅い握手を交わしました。
 調印後には、今後の取組みについて意見交換が行われ、安川副学長が「大連医科大学との連携を更に深めていきたい」と述べ、あらゆる分野での共同研究や学生、研究員の人材交流、教育における情報交換等を強化していくことを確認しました。また、同大学附属第一病院を尚奈副病院長の案内で視察し、充実した中国訪問となりました。
 今回の大学間協定の締結により、今後の両大学の活発な交流が大いに期待されます。