防災情報研究センターでは、平成19年5月18日(金)15:00 から、グリーンホールにおいて「平成18年度 愛媛大学防災情報研究センター報告会 —能登半島地震調査報告—」を開催しました。
樋口富壯社会連携推進機構長の挨拶の後、柏谷増男センター長から、平成18年度に設置した当センターの地域貢献について報告を行いました。
続いて、鳥居謙一副センター長から、能登半島地震の調査報告を踏まえて、今から地震に備えて携帯電話以外で家族に連絡を取る方法を講じておく等、地震に対する心構えや能登半島地震の被害概要について報告があり、更に、岡村未対理工学研究科准教授が道路の被害状況について、森伸一郎理工学研究科准教授が建物の被害について、それぞれ詳細な報告を行いました。
会場のグリーンホールは、県内各地から様々な業種の方の参加があり、ほぼ満員となりました。参加者は、いつ起きるかわからない南海地震に備えて、危険要因の排除等の身の回りの安全確認をすること等、この能登半島地震に多くを学んで今後に備えなければならないとの説明に、真剣な眼差しで聞き入っており、関心の高さを示す報告会となりました。
研究協力部 研究支援チーム