お知らせ

流行している麻疹(はしか)に注意

 全国で麻疹(はしか)が猛威をふるっています。現在、愛媛大学では麻疹と診断されたとの報告はありません。しかし、愛媛大学では麻疹を流行させないために、平成19年5月25日(金)の朝、スチューデント・キャンパス・ボランティア(SCV)と職員が、学生・教職員に対し正門などでチラシを配り、注意を呼びかけました。

麻疹(はしか)が流行しています。

●まず家族(母子手帳に記録あり)に麻疹の感染・ワクチン接種の有無を確認してください。
●1回でも接種を受けた人は抵抗力があると考えられます。しかしワクチン接種をしたことがなく、麻疹にかかったこともない人は、ワクチン接種しか予防手段はありません。
●麻疹と思われる症状(下記参照)が出た場合は医療機関の受診をお勧めします。
●医療機関で麻疹(はしか)と診断されたら…
 1)まず電話で総合健康センターあるいは学生生活課に連絡しその指示に従ってください。
   総合健康センター TEL:089-927-9193(昼間) 090-5270-3983(土・日・夜間)
   学生生活課 24時間 TEL:090-1001-0730 ・ 090-1001-0731      
 2)登校は、解熱後3日を経過するまでしないでください。
 3)他人との接触を避けるため、外出を控えてください。

麻疹(はしか)について

原因

 麻疹ウイルスが、咳やくしゃみの飛散や、人と人との接触で気道に感染しておこります。潜伏期は10〜12日で、その後カゼ症状が出てきます。感染力は強力です。

症状

 38〜39℃の高熱とカゼ症状(咳・鼻水・結膜炎・目やに)が3〜4日間続き、いったん37℃台に下がります。その後、発疹の出現とともに再度39〜40℃の高熱などの症状が4〜5日間くらい続きます。発疹出現1〜3日前から頬の内側に白色の斑点(コプリック斑)が多数見られますが、約2日程度で消えます。
 ある程度抵抗力のある人がかかった場合は症状が軽く済み、通常のカゼと似ていますが、発疹や結膜炎を伴う場合は麻疹の可能性もありますので医療機関を受診してください。
 麻疹は肺炎や中耳炎などの合併症を起こしやすい病気です。思春期以降にかかると、まれに重症化し入院を要することがあります。早期に医療機関の受診をお勧めします。受診の際には必ず電話で予約を入れ、健康保険証を持参してください。

広報室