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教育学部附属中学校2年内藤雄太さんが第1回環太平洋科学才能フォーラムで「Performance Award」を受賞しました【7月24日(金)】

 平成27年7月20日(月)〜24日(金)、台湾のCheintan Overseas Youth Activity Centerで、台湾師範大学と台湾文部省主催で開催された第1回環太平洋科学才能フォーラム(2015 Asia-Pacific Forum for Science Talented)において、教育学部附属中学校2年内藤雄太さんが、「Performance Award」を受賞しました。
 本フォーラムは、環太平洋地域の才能ある青少年を対象に、高度な科学技術に関心を高め、異文化コミュニケーションや協働力を養い、社会における科学技術の重要性や意義を考え、責任を自覚し、アイデアを創発し相互理解を深めることを目的としています。中国、香港、インドネシア、日本、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムから、計50人の中学生(12歳〜16歳)が参加し、特別講義や研究発表、グループ課題解決・発表を行いました。
 日本からは、愛媛大学科学イノベーション挑戦講座(実施責任者:教育学部理科教育講座大橋淳史准教授)の参加生徒である附属中学校3年の高橋史恵さん、同校2年の内藤雄太さん、松山西中等教育学校3年の上野哲弥さん、松山西中等教育学校の3年藤村颯さん、松山西中学校3年の小池隆さんが参加しました。グループ課題解決・発表において、附属中学校の内藤さんらのグループが「Performance Award」を受賞しました。また、松山西中学校の小池さんらのグループが「Social Concern Award」を受賞しました。内藤さんのグループは、太陽熱を利用した住宅管理システムのモデルを構築して提案し、小池さんのグループは、乳児のうつ伏せ死を防ぐための装置開発を提案しました。
 審査委員を務めた教育学部理科教育講座の隅田学教授は、「日本からの参加生徒は、論理が緻密で科学理解のレベルが高い。グループでの活動においても他国の生徒と協働作業を行うことができる。英語を含め、表現力をさらに高めることで、異質な集団において存在感を高めながらさらに高いレベルを目指すことができるだろう。来年も是非参加して欲しい。」と感想を述べました。