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松山市が主催する「文化財めぐり」の参加者が、「章光堂」を見学

平成21年5月12日(火)、松山市が主催する「文化財めぐり」の参加者が、教育学部附属中学校講堂(章光堂)を見学されました。

 「文化財めぐり」は、松山市が、市内の町内会、高齢クラブなどの団体を対象に参加者を募り、郷土に残っている文化遺産を訪ねることにより、文化財への理解を深めるために実施しているものです。全部で9コースが設定されており、そのうち章光堂は、道後温泉本館や万翠荘などとともに、松山市が誇る歴史的建造物として「明治・大正の建造物コース」に選ばれています。
 今回、章光堂を見学されたのは「土居町ふれあいサロン」のお年寄り40人で、「まつやま文化財サポートの会」の方が案内役を努められました。
 参加者がギリシャ・ローマ時代のトスカーナ様式の円柱を配置した章光堂の中に入ると、いっせいに感嘆の声が上がりました。また、案内役の方が、章光堂の歴史的・文化的・建築的価値や、自由の精神を持って勉学に励むという旧制松山高等学校の校風などを説明され、参加者からはさまざまな質問が出されていました。