平成28年6月27日(月)、平成28年度1次隊国際協力機構(JICA)青年海外協力隊として、7月からカンボジアへ派遣される菊池識乃さんが、医学部を表敬訪問しました。
菊池さんは、平成20年に本学医学部看護学科を卒業し、看護師としての経験を積んできました。中学生の頃から国際社会への貢献を志しており、今回、カンボジアの看護学生への看護教育に携わることとなりました。出発を目前に控えた菊池さんは、「これまでに習得した知識・技術・臨床経験を活かし、現地のカウンターパートと共に看護学生の臨床実習支援及び教育改善を目指したい」と抱負を語りました。安川正貴副学長は、「東南アジアとの交流には、愛媛大学も力を入れている。健康と安全には十分気をつけてカンボジアで活躍してきてください」と激励しました。
また、菊池さんの元指導教員である医学部看護学科の重松裕二教授は、「菊池さんの活動が、カンボジアの看護と医療の発展に繋がることを期待しています」と述べ、看護学科長の陶山啓子教授は、「帰国したら本学の後輩たちへ、カンボジアでの体験談を話に来て欲しい」と話しました。
本学では、今後も世界につながる人材の育成を実践します。